ボートカバー改造
ヤマハ SR330のボートですがカバーの取り付けがイマイチで雨が降ると船内に雨水が流れ込むそうで改造依頼が来ました。

このバウ部分をカバーするものが不具合が出ているそうでした。


ハトメを追加してからミシンを現場に持ち込んで追加部材も取り付けます。


マジックテープを縫い付けて窓側と付くようにして、雨水の侵入を防止するように改造しました。

あと、電子レンジ台も納入しました。

ピッタリ収まるように制作しました。
色々な改造ご相談ください。
B&Gからレイマリンオートパイロットに変更
ベネトゥ ファースト40.7のヨットですがB&Gのオートパイロットからレイマリンに変更工事をしました。
オートパイロットが不調でたまに暴走するらしく交換となりました。

こちらが、今まで使っているB &GのACP1です。
風向。、風速等はそのままB&Gを使います。将来的にはレイマリンに移行をおすすめしています。

B&Gのラダーセンサーを外してレイマリンに交換します。




今回はリモコンも追加して、快適仕様でした。
オーナー様、とても喜んでいただけました。
チェーンプレート制作と取り付け
バイキング22というヨットのチェーンプレートが曲がり、破断もしているため制作して取り付けました。
今回厚みも1mm増やして強度アップもしました。


これを以前、付いていたプレートです。

全部作り直しました。


狭い船内から取り外す作業が大変でした。内張りを外すのも大変でした。

新しくなり安心です。この後ターンバックルも交換しました。
スターリンクカバー制作
レーシングヨットに付いているスターリンクアンテナのカバーを制作しました。
寒い地域を走行するとアンテナが結露して性能が低下するそうです。

プラスチック板を使い現物から型取りします。

結露しにくいように裏生地をつけました。

完成です。
電気系統 総合診断

中古艇を買われたりすると電気配線がぐちゃぐちゃな船が多いです。
このスイッチは動いているのか?動くのか?
何と何が繋がっているのか?
バッテリーは大丈夫か?交換時期は?等
色々不安があると思います。
プロの目で見て確認して配線図を作成するメニューをご用意しています。
基本5万+出張費です。大型艇等は割り増しになります。
また、オプションで不要な電線を撤去するメニューもございます。


上記の線はネットワークケーブルの整理をした時の残骸です。これだけ無駄なネットワークケーブルがありました。中古艇を購入するとオーナーが変わるごとに色々ご自分で取り付ける方が多く。不要な線を撤去しないでそのままの船が多いです。漏電事故や断線事故になりやすいです。


現在のバッテリーの状態から問題点まで色々記録しておきます。
これがスタート地点で、今後問題回路を変更したり、色々な機器を追加した場合にも回路図を変更して行くと故障した時にわかりやすくて便利です。
GARMIN計器取り付け

今回はレース艇の計器取り付けをしました。メイン計器はGERMINです。
GPS計器はFURUNOを使っています。


ボートスピードのセンサーが新しくなったので、スルハルのアダプターを外して付け直します。

AISも搭載していますが、ネットワークがNEMA0183を使っていたので変換器を取り付けてFURUNOにもAIS情報が表示されるようにしました。
GARMINのジャンボメーターは見やすくておすすめです。

最近では、GARMINとレイマリンを繋いだり、FURUNOとGERMINを繋いだり出来る機器が増えて来ました。
ネットワークについてはご相談ください。
レイマリン AXIOM+12を取り付け

古いタイプのレイマリンのGPSがついていましたので今回最新式のAXIOM+12の交換しました。
合わせてAISトランスポンダーの取り付けをしてAXIOMの画面上でAIS搭載艇の表示をして安全度を上げる変更工事です。
このヨットには風向、風速はST60+という機器がついていましたがそちらはネットワークがNEMA0183で動いていました。またオートパイロットは現行型が単独で動いていました。
AISはアイコムのMA-510TRJを採用しました。これはアンカーアラーム機能もあるのでおすすめしてます。

ネットワークはコンバーターを入れてNEMA0183とNEMA2000を混在させて動かしています。

左側の空いているスペースにAISのMA -510TRJを埋め込みました。


今回苦労したのはVHFのアンテナ設置です。中古で買われたヨットでケーブルはぐちゃぐちゃ、ネットワークケーブルもぐちゃぐちゃでした。全てを撤去して無線のケーブルを引き直して通す作業が大変でした。

これが全部不要なセンサー類やケーブルです。かなりケーブル類はスッキリしました。

AXIOM+12も綺麗に収まりました。

AXIOMの画面にもAIS情報が入ってきて衝突アラームも作動します。このシステムの良いところは
何分何秒後に前方を通過するか?コンピューターが計算して表示してくれます。とても便利です。
風向、風速、水深、ボートスピード、GPSスピードを表示してくれます。また、画面上でオートパイロットの操作が出来るようになりました。
最近はガーミンにFURUNOを繋いだり、他社のGPSと繋いだり出来るようになって来ています。
一部の古い機器は繋げないものもありますが、まずはご相談ください。
シートロックの交換

この古いタイプのシートロックが滑り出してシートが緩むそうで、お客様が中古で探してきたので取り付けだけ依頼されました。
新しいタイプとは取り付け穴の位置も違うため、まず取り外して穴を埋めます。

裏側はプレートを製作して強度を上げますが、以前の穴も隠れるように設計しています。

新しいシートロックの穴あけをしますが切屑が船内に落ちてしまうのでカバーをします。

無事に取り付け完了です。新しい穴も防水処理して取り付けします。


取り付け完了です。中古で購入された部品等の取り付け依頼も受けられる場合があります。
まずはご相談ください。
メーターカバー製作
レース艇のヨットのメーターカバーを作りました。
紫外線で画面が焼けたりするので防水性のあるサンブレラという生地でミシンで作りました。


マジックテープで止めてから再度外れないように、プラのバックルを付けています。

完全、現物合わせの一品物です。
バウハッチのパッキン交換

ヤマハの26ftのヨットのバウハッチのパッキン交換を依頼を受けました。
年式が古くなってくるとパッキンが潰れてヒンジがガタガタしてきます。そうなると最近では船検に通りません。以前より検査が厳しくなっています。
そこで交換依頼が来ました。
新品のYAMAHA純正パッキンはこんな形をしています。

まずは既存のパッキンを剥がす作業ですが海上では大変ですので扉を外してから陸上で作業します。

カッターである程度を剥がして、スクレーパーやアセトンを使い綺麗に取り外します。
この作業は意外と時間が掛かります。

新しいパッキンは、接着面の油分を落としてから軽くペーパーを掛けて接着剤を塗布します。
その後、動かないように重しを乗せて24時間硬化させます。

これで完成です。

新しいパッキンだとしっかりと密封できて次回の船検でも無事に問題なく通るでしょう。
ご依頼ありがとうございました。