エンジンがオーバーヒートする
2024年9月12日
Leave a comment By rana-bs
NJYのヨットオーナーさんから排水の出が悪く回転を上げて走ると1500RPMぐらいでオーバーヒート
すると連絡をいただきました。
オーナーさんは色々と詳しい方でインペラーは交換した。念の為にサーモスタットも交換したが
改善されない。家も遠いし、解決には時間が掛かりそうなのでと言うことでお仕事依頼が来ました。
私は携帯用エアーガンを使ってエアーブローしてルートを確認していきます。
最後に怪しいと思ったのはバルブでした。
バルブはフルボアは少なく(内径が小さくならないタイプ)、内径の大きさが普通は小さくなってしまうんです。(ワンサイズ小さくなる場合が多いです。 例 1/2 → 3/8)
また、ホースニップルを付けることで内径がホース径より細くなってしまうことが
あります。その辺りをしっかり理解して改造等を行なってください。
また、今回の様なセイルドライブのヨットには魚の吸い込み事故は多いです。
ホースニップルの中に魚が居ました。
吸い込み口の後ろにストレーナーを付けることを提案させていただきました。
また、バルブはワンサイズ大きなものに交換すればトラブルは減ります。
どうしても途中が細くなっていると高回転時に流量不足気味になるリスクが増えます。