Category Archive エンジン修理

ヨットのエンジントラブル その2

寒くなってくるとエンジンの始動不良案件が多くなってきます。

バッテリートラブル、電気系、スターター、色々原因があります。

今回のご依頼はヤマハの26Sで船外機艇です。

全くエンジンが始動出来ないとのことで確認しました。

セルは回るけれどエンジンが初爆しない。

まずはプラグを外してみます。全然ガソリンで濡れていません。

キルスイッチの異常も考えられるのでテスターでチェックします。

次にキャブレターのフロート室をチェックします。

燃料は来ていました。

でも、そこから燃焼室にガソリンが届いていないことになります。

キャブレターを外して、分解してキャブレターオーバーホールをしました。

キャブレターも綺麗になり、無事にエンジン始動しました。

ガソリンエンジンはあまり使用頻度が低いとキャブレターが固まって始動不良になりやすいです。

そういう時はRanaボートサービス定期メンテナンス契約していただけると定期的にエンジン始動や

オイル交換等のメンテナンスを致しますので余分なストレスから解消されます。

エンジンしっかり始動して修理完了です。

ヨットのエンジントラブル

31ftのヨットでエンジンがオーバーヒートしているとのことで確認してきました。

まず、オーバーヒートして警報が鳴りランプが点灯しているとのことでした。

通常オーバーヒートの場合には排水の出が悪い、Vベルトの緩みが考えられます。

したがって、順を追って確認していきます。

Vベルトはご覧の様にゆるゆるでした。エンジンルームはゴムの粉で一杯でした。

これはオーナーさんが全然メンテナンスしていない事が原因です。

しかしながらVベルトだけでオーバーヒートの原因の一つですが、冷却水のルート確認も必要です。

海水ポンプも外してインペラーも確認してインペラーは問題無しでした。

Vベルトを新品に交換して、再度エンジン始動して30分程度運転してオーバーヒートの

問題が発生しなかったので修理完了となりました。

排気口から元気に冷却水が出るようになりました。

ご依頼ありがとうございました。

2馬力船外機修理

マーキュリーの2馬力船外機がエンジンが止まるのと掛かりが悪いとのことで入ってきました。

マーキュリーは2サイクルエンジンですが、ガソリンエンジンは基本的に同じです。

①良い燃料

②良い圧縮

③良い点火

の3つです。

まずはプラグを掃除をしっかりやります。まあ当たり前の事です。

次にエンジンが止まるということは燃料系が異常だということです。

キャブレターのフロートの動きが悪い場合が多いです。

フロート室のネジを外します。

余分なガソリンを排出します。プラグはまだ付けません。

そのまま、何度かリコイルの紐を引いてガソリンがキャブレターのフロート室に入ってくるか?

確認します。

ダメな場合にはキャブレターをバラします。キャブレタークリーナーで直る場合もあります。

その辺りは、経験値です。今回はキャブレタークリーナーとエアーブローで復活したように見えましたのでプラグを取り付けて組み立てて試走してみます。

エンジンも止まることなく、10分程度走り完了です。

今回は、もう1台不調のエンジンがあり直しました。

このヤマハは中古で2万円で販売予定です。

早い者勝ちです。

船外機修理 スズキDF2

#スズキDF2 、#2馬力

スズキの2馬力船外機DF2の修理です。

エンジン不動、長期動かしていなかった為に燃料フィルターは詰まり、キャブレターもだめ、エンジンを固定するクランプレバーもだめ、スロットルも回りませんでした。

2馬力の船外機でも、しっかりとトルクレンチを使い規定トルクで締めます。

締める時は中から外側に向かって締めます。また、緩める時は外側から内側に向かって緩めていきます。また、大きなネジは2回に分けて締めて行きます。

ボディも、塗料が禿げていたので#120ペーパーで荒削りしてから#240で仕上げて再塗装しました。2馬力でも200馬力でも、やる作業はあまり変わりません。

綺麗になりました。ガソリンエンジンは、良い燃料、良い火花、良い圧縮が有れば掛かります。掛かりが悪い場合には、一つ一つチェックしましょう。

スズキのDF2は、水冷で燃料タンクも別に繋げる様になっています。ホンダは、空冷ですがかなり部品点数が少ないのに同じぐらいの価格です。私は両方所有していますが、おすすめはスズキですね。

船外機修理

ホンダ2馬力船外機の修理です。このエンジンはクラッチの故障が多い様に感じます。クラッチ部の中に入っているベアリングが錆てボロボロになってしまいます。

とりあえずエンジンも下ろしてチェックします。

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