ヤンマー2GM おすすめポンプ
基本的に小さい燃料タンクのヨットにおすすめです。燃料系ラインの途中にポンプを追加します。
35ft以下のヨットは燃料タンクが小さいものが多くヒールするとエアーを吸込みエンジンが停止して再始動が少し困難になります。その場合には、エンジンに付いている小さなプライミングポンプでエアー抜きをする訳ですが、洋上でやるのは意外と大変です。そこで、エアー抜き用にポンプを追加しておくと安心です。
燃料系なので、知識のある方にお願いしてくださいね。燃料系や電気系はある程度知識のある方が触らないと火事になります。FRP船は良く燃えますよ。
先日、お客様が自分で冷蔵庫の配線をしたものですがコードが焦げて断線していました。一歩間違えれば火事になります。
特にヨットオーナーは、なんでも自分でやりたがりますが、専用工具も使わずにバラしたり、トルク指示があるのに、適当にネジを締めて、それが締め過ぎで壊れる原因になったりします。
ある程度、先輩に教わったり業者に聞いたりとするべきでYouTube等を見て真似してやる事はやるべきではありません。
船は、壊れだすと1箇所壊れるとまた、次も壊れて行きます。お金も掛かりますが定期的にメンテナンスして居れば楽しい乗り物です。
安易に安いからと中古艇を買われる方が居ますが、売るには理由があるはずです。一番多いのは年齢ですが、そういう船は壊れます。あと1から2年しか乗らないから、壊れた部品は中古で探して交換したり、騙し騙し乗ってる場合もあります。
大体、300万の中古艇を買ったら初年度は60万以上掛かると思って買われた方が良いです。
そうならない為にも、当社では購入前のチェック代行から、整備までやっています。
私の会社は、技術で売っているので安売りはしません。船の健康管理のために船底掃除をした時にはスルハルや、取水口のチェック、船底やペラの異常、ジンクの消耗具合等もチェックしてメンテナンス計画を提案します。
回航も、ただ運ぶだけでなくエンジンの調子やクラッチの繋がり具合、燃料系等のチェック、長期エンジンを始動した場合のオイル消費量等を見ながら今後のメンテナンス計画を提案させていただきます。
トータルで、面倒を見る方針で営業活動しています。お付き合いさせて頂いている船は、バッテリーがどこにあり、配電盤はどう接続されていて、燃料系はどう配管されて、清水ラインの配管、排水ラインの配管と全てを把握しないと修理に掛かれません。その代わりに安心して楽しくゲストを呼んで遊んでいただけているのです。
たった1箇所故障したために、たくさんのゲストと食事を用意したのに船を出せなかった話しも良く耳にします。そうならない為にも、中々ご自分では忙しくて出来ない作業を定期的に見させていただいています。
今日は50ftクルーザーの船底掃除に行ってきます。上架してから数ヶ月らしいですが速度が出ないという事です。必ず原因があるんです。見つけてきます。