オーバーヒート
2026年3月7日
Leave a comment By rana-bs
ヨットのオーバーヒート修理です。今回は手強かったです。
ババリアヨットでエンジンはボルボのセイルドライブです。
かなり乗って居なかったようです。中古艇で買われたのですが回航を頼まれてチェックしに
行きました。30分走行しているとアラームと白煙。

マリーナに戻りインペラーチェックしました。

インペラーは問題なし。次は上架してチェックしました。

船底は意外と綺麗でした。


セイルドライブの取水口は詰まり気味なので綺麗にして下架しました。
しかしながらそれでもオーバーヒートする。



ミキシングエルボ、熱交換器を外してチェックすると熱交換器も破れていてクーラントが
排気に混ざって排出されて居ました。これも交換です。
今回はこれでも治らなかったです。
2件から3件のトラブルが重なった故障ですが、最後の問題箇所は
セイルドライブとエンジンを繋ぐパイプの中に貝が大きく成長して詰まられて居ました。
ファイバースコープを使いパイプ内を覗いて判明しました。
しかしながら、これを修理するにはエンジンとセイルドライブに切り離しが必要となり
かなり高額修理になります。そこで船底にスルハルを1個追加してそこから海水を取り込みエンジン内に
入るバイパス回路を作り対応しました。その方が将来的に安心です。
セイルドライブのヨットは、上架したときに追加のスルハルをつけてバイパス回路を作ると安心ですよ。
