ヨットのティラー交換

今回はヨットのティラーの交換を依頼されました。
オーナー様は、車で2時間掛かる場所に住んでられるので、そのために移動して取り付けてと時間が掛かります。
今回の作業内容は、アルミの取付部分に2箇所穴を空けて、適性なボルトを購入して取付です。
ちょっと、難しいのは位置出しして穴を空ける作業です。ヨットが海上にあるため。
ノギスを使い0.5mmぐらいの精度で位置出ししてケガキます。それから陸上でボール盤で穴あけをして
ボルトを選定して、用意して取り付けます。
簡単な作業ですが、全てご自分でやると、ボルトを用意したりと結局2日以上掛かることになります。

次はセーリングしにマリーナーでお待ちしています。
整備ばかりしていないで、乗れる状態にするのがマリン整備士の仕事です。
レイマリン表示不具合

スピードメーターと風向計が動かなくなったと依頼されました。
動いていたものが動かなくなったのは断線の可能性が高いのですが
それを探すのが大変な作業なんです。今回はヨットです。作業スペースが狭いのです。
私のように小柄な人間には向いています。


断線箇所を見つけて、半田付けしてやり直しました。

左側の表示は文字が消えているので、中古品等で交換をお勧めしました。
修理完了です。今回の請求は3.5時間の作業費でした。
マリンエアコンの点検

夏が近づくとマリンエアコンの不調が発見されます。
今回の船は、マリンエアコンが5台積まれています。
16000BTUが2台
12000BTUが1台
9000BTUが2台でした。
まず1台づつ、スイッチを入れて海水ポンプが起動するか?確認して行きます。
今回、5台のうち3台が海水ポンプが動かない現象が確認できました。しかしながら、即不具合とはなりません。
海水ポンプが2台積まれていて、左舷エアコン用、右舷エアコン用と分かれていました。

マリンエアコンはスイッチを入れると、海水ポンプを動かすためにリレーを動かしてポンプを起動します。
だから、リレーを動かすためのラインを再度確認します。
そうすると、意外と細かいところに不具合が見つかります。

エアコンの制御ボックスを開けて、回路図から線を追いかけます。
色々と、お客様の船のエアコン回路図がわかってきます。ある程度システムを理解しないと修理すら出来ません。

まず、最初の不具合箇所を見つけました。右側のオレンジ色のリレーが1個壊れていました。
それも中途半端に接点が片方だけ壊れていました。
調子が良い時と悪い時が発生していた訳です。

これは部品交換で治ります。海水ポンプが動かない不具合はこれが影響していました。
リレーを正常な物と入れ替えてみると、5台のマリンエアコンは正常に海水ポンプは動くことが
確認出来ました。
次は、コンプレッサー等の動作が正常か?調べていきます。

5台のうち、3台はガスの量が規定より外れているようです。
取り外して検査することになりました。
夏本番になる前に修理していきましょう。
Esthec デッキ完成

型取りから約23日間の施工が終わりました。型取りして、仮のMDF木材で確認作業を2回行いました。

こちらが施工前です。施工後の変化に驚くことでしょう。
オーナー様の満足度は非常に高い商品です。ラインの幅や色の変更が可能なため
既存のチークデッキに追加したり入れ替えてもデザインが大きく変わらずに
施工することができます。
また、デッキ材の一番下にはFRP層があります。これは床材の補強効果と防水効果が
あります。古いヨット等で雨漏りに悩まされている方にも改善される可能性があります。


このように船名を入れることにも対応できます。
メンテナンスは簡単です。高圧洗浄機も弱めに使ってください。
赤ワインや魚の血は吸い込みません。そこが他メーカーとは違うところです。
お問い合わせお待ちしています。
Esthec デッキの施工
当社はEsthec エステック デッキの施工をしています。
今回、カタマランヨットの後ろ部分の施工依頼を受けまして型取り作業をしました。

樹脂の板を使用して現物から型取りをします。この後、メーカーでCADデータ化(機械データ)にします。
とても手間のかかる作業です。
CADデータ化したら、MDF板を工作機械でカットして再度、現物との誤差を埋めていきます。

MDF板で確認して、穴位置を修正したりしてデータを修正していき最終的にデッキを切り出します。
それでも現場修正は必要になります。取付もかなり熟練と手間のかかる作業のため高価になってしまいます。
でも、メンテナンス性はとても良く、質感の高級です。
10年経っても、ずっと良い状態が維持できるため新艇にも採用されています。
ヨットの場合は、後ろのコックピット部分だけの方が予算的にはおすすめです。
サイドデッキやバウまでやるとなると、ジブのレールやハンドレール、ウインチ等は全て取り外す必要になり
内装まで外す作業になるため工賃がとても掛かります。従いまして船体価格が1000万以上のヨットでしたらおすすめします。リセールバリューはかなり上がります。
クルーザーやフィッシングボートは平面が多いため工賃はヨットに比べて安くなります。
魚の血は吸わないし、Esthecはおすすめです。
配電盤の新設
ベネトゥ オセアニス440を中古艇で買われたオーナー様からの依頼でバッテリーシステムの見直し、サブバッテリーのリチウムイオン電池採用、電動ビルジポンプ交換、オートパイロットリモコン追加等のご依頼を受けました。
まず、バッテリー配線が前オーナーさんがDIYで施工していたようで回路がめちゃめちゃに配線されていたので全て取り外して見直しました。その他使われていない機器の取り外しをして配電盤も新設しました。

使われていない機器は全て取り外して、配線も撤去しました。

すっきりとした配電盤に変わりました。左側は将来的にGPS画面が入るように空けてあります。
バッテリーもRENOGYのバッテリーモニターで管理するようにしています。

オートパイロットリモコンも新設しました。とても便利です。
中古艇を買われてからの、装備見直し等、ご予算に応じてご相談ください。
ヤマハ 26Sの窓交換作業
ヤマハの26S のアクリル窓ですが2分割で取り付けてありますが、バリバリに割れてしまい。
今回は1枚物に変更して交換いたしました。

既存の窓を取り外して再塗装してから取付しました。


これで梅雨時も安心です。
オートパイロット取り付け
38ftのヨットです。
ラットタイプのオートパイロット取り付け並びに、燃料タンク洗浄、GPS取り付けをしています。

このフルノGPSを取り付けるためにステンレス板を切り出して、TIG溶接で溶接して取り付けアダプタを製作しました。
ヨットの場合には電源の取り出しが大変な作業になります。将来的に対応出来るようにターミナルを追加して取り付けます。

部材持ち込みの取り付けもご相談ください。
ヨットでテレビが見たいらしい
ヨットでテレビが見たいと相談されました。迷わずにワンセグチューナーをおすすめしています。日本国内で陸地が見える場所ならワンセグが安くて最高です。最近では、ama◯n等で16000円ぐらいで買えます。

今回は、テレビ取り付けとアンテナ取り付け、配線はオーナーさんがやると言う事で、私の仕事は配電盤からのワンセグチューナーまでの電源を繋ぐ事と、テレビ用に付けるインバータ取り付けと電源ラインです。
ヨットや、ボートは配電盤から電線を通す仕事が大変です。天井や床を剥がして通さないとなりません。

配線完了です。配線と言ってもいろいろな端子や道具を使います。それがプロの仕事ですので。
これぐらいの仕事で2時間の作業費を請求させていただきます。

端子類だけでも、こんな感じで2箱持って仕事に行きます。

この右側の茶色板の裏側に設置してます。
また、インバータからスマホ等が充電出来る様にコンセントにも繋いでいます。

ご利用ありがとうございました。
Ranaボートサービスでは、買ったけど取り付けだけして欲しいとか?
こんなものが欲しいけど、何を買ったら良いか?などご相談もお待ちしています。
中古で購入したヨット
今回面倒を見ているのは、船齢30年超えのヨットです。初めてヨットを買われたそうで色々とメンテナンスを依頼されました。

CC-30と言うセンターコクピットのヨットでラットタイプ(舵がステアリング)です。
このタイプはお金が掛かりますし、初心者には向いていないと思います。まず、オートパイロットが付いてないと非常にお金が掛かります。また、舵の重さがあまり感じ無いので、初心者にはティラータイプがおすすめします。
電気配線をチェックしました。配電盤の裏側を開けてびっくりです。配線はぐちゃぐちゃになり、あちこちで切断されている線が多数ありました。

本当なら、全て線を引き直して綺麗にしたい所ですが予算の関係も有り、なるべくお金の掛からない方向での復帰になりました。
現在付いている配電盤はこちらです。

このスイッチ類も半分以上が断線していました。全て取り外してチェックします。

また、新しいサーキットブレーカータイプの配電盤に変更するために、配電盤取り付け板も製作しました。

新しい配電盤が取り付きました。裏側もしっかりと直してあります。

配電盤は直りました。しかし、まだまだ問題は山積みです。マスト灯が付かない事が判明しました。マストに登り直さないと夜間航行が出来ません。合わせて風見も交換です。

中央に見えるバルブがありますが、電蝕と言って金属が虫歯のように溶けてしまっています。もちろんバルブは回らず機能していません。しっかり修理しないと、バルブが根元から折れたら浸水して沈没します。
これも、一度ヨットを陸に上げて修理する必要があり高額な修理代が掛かります。
この様に100万程度で買われて来た中古ヨットは、まともに動かすまで100万以上掛かる感じになってしまいます。
ヨットも高齢化で、売りたい時にはなるべく修理代を掛けたく無いので、間に合わせ修理で直したりしているヨットが多いです。
調子が悪くなったので、乗り換えたりするわけです。
もし、中古ヨットを買われる場合にはご相談ください。現地でしっかり見て今後の修理代がどのくらい掛かるのか?見積もりいたします。
もちろん、出張費、作業費ぐらいはいただきます。しかし、買ってから苦労しないようにお手伝いいたします。
